不動産エージェントのおすすめマッチングサービス3選!失敗しない選び方のポイントも解説

不動産エージェントのおすすめマッチングサービス3選!失敗しない選び方のポイントも解説

「現在利用している不動産エージェントの知識や経験に不安を感じる」
「おすすめの不動産エージェントのマッチングサービスを利用したい」
「信頼できる不動産エージェントの選び方のポイントを知りたい」

不動産投資の成功は、どの不動産エージェントを選ぶかに大きく左右されます。不動産エージェント選びを誤ると、自分に合った提案が受けられず、思うような成果を上げるのは難しくなるでしょう。

そこで注目されているのが、不動産エージェントとのマッチングに特化したサービスです。適切なマッチングサービスを利用すれば、信頼できる不動産エージェントと出会える可能性が高まります。

本記事では、不動産エージェントの選び方のポイントや、おすすめのマッチングサービスを徹底解説しました。本記事を読むことで、自分に合ったマッチングサービスを見極めやすくなり、安定した収益を上げる可能性を高められます。

目次

不動産エージェントとは

不動産エージェントとは

不動産エージェントとは、不動産の購入や売却などの取引において、顧客の代理人として専門知識や経験を活かし、利益の最大化を図るプロフェッショナルです。多くは不動産会社に所属していますが、企業の看板に頼るのではなく、個人のスキルや実績、顧客との信頼関係を基盤に活動しています。

不動産エージェントの主な役割は、物件の紹介や市場分析、価格査定、契約手続きのサポートなどです。投資家の希望や予算に合わせて最適な物件を提案し、購入から売却まで一貫してサポートします。また、市場動向に関する専門知識を活かし、投資戦略の立案や収益性の分析も行います。

特に不動産投資においては、不動産エージェントの経験と専門性が成功のカギです。不動産エージェントによって得意分野やエリア、対応する価格帯が異なるため、自分の目的に合ったパートナーを選ぶことが重要です。

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信頼できる不動産エージェントの選び方のポイント

信頼できる不動産エージェントの選び方のポイント

優秀な不動産エージェントを見つけるためには、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。ここで紹介する視点を持てば、後悔しないパートナー選びができます。

この後紹介するサービスなら、これらのポイントを押さえた探し方が可能です。

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口コミや評判をチェックする

不動産エージェントを選ぶ際、実際の利用者からの評価は非常に貴重な情報源です。公式サイトに掲載されている事例だけでなく、SNSやブログ、Googleクチコミなど、第三者の視点で語られた体験談を幅広く確認することをおすすめします。

注目すべきポイントは、対応の丁寧さや提案内容の具体性、アフターフォローの質などです。実績が豊富な不動産エージェントであっても、対応が雑であったり、強引な営業をしたりするケースもあります。逆に、口コミで高く評価されている担当者は、長期的な信頼関係を大切にする姿勢を持っていることが多いです。

ただし、極端にポジティブまたはネガティブな評価には注意が必要です。一部の口コミは感情的なものや競合による意図的な書き込みである可能性もあるため、複数の媒体を見比べ、全体の傾向を読み取るようにしましょう。

実績や得意分野を確認する

不動産エージェントには、それぞれ得意とするエリアや物件タイプがあります。都心の区分マンションに強いプロもいれば、地方の一棟アパートや中古戸建てに特化した不動産エージェントもいます。自分の投資スタイルに合った実績を持つ不動産エージェントを選ぶことで、精度の高い提案やアドバイスを得られるでしょう。

さらに、売買・賃貸のどちらに強いのかも確認してください。賃貸経営に力を入れている不動産オーナーには、入居者ニーズや適正賃料を提案できる不動産エージェントが最適です。売却を検討しているなら、出口戦略に詳しい担当者が頼りになります。

実績や得意分野は、マッチングサービスや公式サイトのプロフィール欄に記載されていることが多いので、必ず目を通しましょう。可能であれば、過去に対応した事例やポートフォリオを見せてもらうのも有効です。

事前面談で相性を確認する

不動産エージェントは、不動産取引におけるパートナーです。物件選びや契約の進め方だけでなく、将来の方針や税務・管理に関する相談など、長期間にわたって関係が続く可能性もあります。そのため、初回の面談で相性を見極めることは非常に重要です。

面談時には、以下のような点に注目しましょう。

  • 質問に対して誠実で具体的な回答をくれるか
  • デメリットやリスクについても正直に伝えてくれるか
  • 投資の方針やリスク許容度を踏まえた提案があるか
  • 資料や説明の内容が整理されていて理解しやすいか
  • 売り急がせたり契約を急がせたりしないか

また、話し方や態度、メールやLINEでのやり取りのスピード・丁寧さ、さらには時間を守る姿勢もチェックポイントです。今後のやりとりが煩雑になることを避けるためにも、価値観が合い、ストレスなく会話ができるかを見極めてください。

信頼関係を築けるかは、数字や肩書きではなく、実際に話してみないと分からない部分です。最初の面談で少しでも不安を感じた場合は、他の候補者にも当たってみることをおすすめします。

中立性があるかを見極める

不動産エージェントを選ぶ際、重要なポイントのひとつが中立性です。中立性とは、不動産エージェントが特定の物件や自社の利益を優先せず、売主と買主の双方にとって最適な条件を見つけられるよう、顧客の立場でフラットに提案できるかを意味します。

中立的でない不動産エージェントは、売りたい物件を優先的に紹介したり、実際よりも有利な条件を強調したりする傾向があるため、注意が必要です。

例えば、不動産エージェント自身が所属する不動産会社が自社物件を保有している場合、どうしてもその物件を売るインセンティブが働きます。その結果、投資家に本当に合った投資物件ではなく、不動産エージェント側に都合の良い物件を提案されるリスクがあります。

このような事態を避けるには、不動産エージェントの所属先や報酬体系を確認したり、どのような立場で物件を紹介しているのかを質問したりすることが大切です。また、中立性の高いマッチングサービスを活用することも有効です。

不動産エージェント探しにオススメのマッチングサービス3選

不動産エージェント探しにオススメのマッチングサービス3選
不動産エージェント探しにオススメのマッチングサービス3選

不動産エージェントを効率的に探すために、以下のマッチングサービスを活用することをおすすめします。各サービスの特徴を理解し、自分の目的に合ったものを選択しましょう。

プロパリー

プロパリー

引用元:プロパリー

価格無料
対応OSiOS/Android
4つの強みプロを比較して選べる
将来の収支予測
リアルタイム収支管理
買主から直で売却オファー

不動産投資の成功を本気で目指すなら、まず検討すべきは「プロパリー」です。プロパリーが他のマッチングサービスと一線を画す最大の理由は、その徹底した中立性にあります。

一部の不動産会社は自社物件を保有しており、その物件を売ることが目的になることがあります。しかし、プロパリー自身は不動産を一切保有していません。そのため、特定の物件を売るために偏った不動産エージェントを紹介したり、業者側に有利な話を進めたりすることが構造的にあり得ないのです。

登録されているのは、厳しい基準をクリアした、実績豊富で誠実な不動産エージェントのみです。初心者が陥りやすい悪質な業者・担当者選びの失敗というリスクを、根本から排除できる仕組みになっています。

また、不動産エージェントからオファーを待つだけでなく、自分で条件を指定して探すことも可能です。投資家の目的や資産状況を真摯にヒアリングし、最適なパートナーとマッチングしたい人におすすめです。

エージェントコネクト

エージェントコネクト

引用元:エージェントコネクト

価格無料
対応OSWeb
機能不動産エージェントの紹介・比較
ヒアリングに基づくマッチング
匿名相談
担当者の実績表示

「エージェントコネクト」は、不動産売買や投資の初心者にとって心強い、頼りになる不動産エージェントとの出会いをサポートするマッチングサービスです。独自のヒアリングシステムにより、希望条件や目的に合った不動産エージェントを複数紹介してもらえるため、自分で調べて探す手間が省けます。

特に注目すべきは、紹介されるエージェントの実績や得意分野が公開されている点です。例えば投資に強いのか、相続や税務に詳しいのかなど、自分に合った担当者を客観的に選べます。

また、不動産エージェントへの相談は匿名で始められるため「いきなり営業されるのが不安」「まずは話だけ聞きたい」というユーザーにもぴったりです。売却や購入・賃貸のいずれにも対応しており、柔軟なニーズに応えられる点も魅力です。

TERASS

TERASS

引用元:TERASS

価格無料(成約時に仲介手数料)
対応OSWeb
機能不動産エージェントとのマッチング
物件提案
チャット相談
売買サポート

「TERASS(テラス)」は、実力ある不動産エージェントを選べるマッチング型の不動産サービスです。売買のプロセスにおいて「誰に相談するか」を重視している人に最適で、不動産エージェントの成約件数や得意エリア・顧客レビューなどを開示しており、信頼性の高い担当者選びが可能です。

登録エージェントは厳しい基準をクリアした人材のみで、利用者は条件に合った不動産エージェントを自動でマッチングしてもらうか、自分で指名することもできます。中には、投資用不動産に強い不動産エージェントや相続・資産整理を得意とするプロも在籍しており、目的に応じた最適なサポートを受けられるのが魅力です。

また、チャット機能を通じて気軽に相談でき、オンライン完結のサポート体制も充実しています。忙しい人や地方在住の不動産オーナーでも、スムーズに利用できます。

不動産エージェントに依頼するメリット・デメリット

不動産エージェントに依頼するメリット・デメリット

不動産エージェントを利用する際は、メリットとデメリットを理解したうえで判断することが重要です。

不動産エージェントに依頼するメリット

不動産エージェントに依頼するメリットはこちらです。

  • 専門的な知識と情報網を活用できる
  • 有利な条件での融資獲得をサポートしてもらえる
  • 非公開物件の情報を持っていることがある

不動産エージェントに依頼する最大のメリットは、専門知識と豊富な経験を活かしたサポートを受けられることです。市場分析や物件評価、法的手続きなど、素人では判断が困難な部分を専門家が代行してくれます。

また、大手金融機関をはじめとする複数の金融機関との関係を持つ不動産エージェントであれば、有利な条件で融資を受けられる可能性があります。さらに、一部の不動産エージェントは一般には出回らない非公開物件の情報を持っていることもあり、より良い条件の物件に出会えるかもしれません。

不動産エージェントに依頼するデメリット

一方で、不動産エージェントに依頼するデメリットはこちらです。

  • コストが発生する
  • 不動産エージェントの質や専門性にばらつきがある

もっとも大きなデメリットは費用面で、仲介手数料などのコストが発生します。手数料の支払いにより、投資収益に影響を与える可能性があるので覚えておきましょう。

また、経験や知識が不足している不動産エージェントに依頼してしまうと、期待していたサポートを受けられない場合があります。事前に不動産エージェントの実績等を確認し、頼りになりそうな不動産エージェントを選ぶことが大切です。

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不動産エージェントに依頼した時の費用の相場

不動産エージェントに依頼した時の費用の相場

不動産エージェントに不動産仲介を依頼し、売買契約が成立した場合、その成功報酬として支払うのが仲介手数料です。この手数料の金額は、日本の宅地建物取引業法によって上限額が厳格に定められています。

一般的に、取引額が400万円を超える物件の場合、以下の速算式で計算されます。

仲介手数料の上限額=(税抜売買価格×3%+6万円)+消費税

例えば、3,000万円の物件を取引した場合、仲介手数料の上限は96万円+消費税です。

なお、仲介手数料は、投資物件の購入時でも保有物件の売却時でも、同じ計算式が適用されます。どちらの取引でも発生する基本的なコストとして、あらかじめ想定しておくことが大切です。

不動産エージェントに関するよくある質問

不動産エージェントに関するよくある質問

不動産エージェントに関するよくある質問について回答します。

不動産エージェントにはどうやったらなれる?

不動産エージェントとして専門的な業務を行うには、宅地建物取引士(宅建士)の資格を取得していることが望まれます。資格取得後、不動産会社に就職して実務経験を積み、営業スキルや専門知識を磨いていくのが一般的なキャリアパスです。なお、資格がない場合でも補助業務を通じて経験を積み、スキルアップを図ることが可能です。

実際の業務では、営業スキルや市場知識、顧客対応能力などが重要視されます。継続的な学習と実績の積み重ねが、優秀な不動産エージェントとなるためのカギです。

不動産エージェントとの相性が悪い場合はどうすればいい?

不動産エージェントとの相性が悪いと感じた場合は、遠慮せずに変更を検討することが重要です。まずは具体的な問題点を整理し、改善が可能かを話し合ってみましょう。

コミュニケーションスタイルの違いであれば調整可能なケースもありますが、専門知識不足や対応の遅さなど根本的な問題がある場合は、不動産エージェントの変更を検討すべきです。マッチングサービスを利用している場合は、別の不動産エージェントを紹介してもらうことも可能です。

怪しい不動産エージェントの見極め方は?

怪しいあるいは能力の低いエージェントには、いくつかの共通点があります。例えば、「メリットばかりを強調し、リスクの説明をまったくしない」「こちらの希望を聞かず、自分の売りたい物件ばかりを一方的に勧めてくる」といった特徴が見られたら要注意です。

また、契約を急がせたり、詳細な説明を避けたりする不動産エージェントも信頼できません。透明性のある料金体系を提示し、リスクについても正直に説明する不動産エージェントを選ぶことが大切です。口コミや評判を調べることも、重要な判断材料になります。

まとめ:不動産エージェントは大事なパートナー!しっかり探そう

まとめ:不動産エージェントは大事なパートナー!しっかり探そう

不動産投資を成功させるためには、信頼のおける不動産エージェントとのパートナーシップが不可欠です。優れた不動産エージェントは、投資家の理想とする資産運用を実現するための羅針盤になり、長期にわたって不動産経営を力強くサポートしてくれるでしょう。

しかし、その一方で知識や経験の乏しい不動産エージェントに当たってしまうリスクも存在します。だからこそ、不動産エージェント選びは決して妥協せず、慎重に行わなければなりません。

特に、中立的な立場で厳選された不動産エージェントとだけ出会えるプロパリーは、不動産エージェント選びで失敗するリスクを根本から取り除いてくれます。この機会にプロパリーを活用して、最高のパートナーを見つけ、不動産投資の成功への第一歩を踏み出してください。

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この記事を書いた人

齊藤 郁織のアバター 齊藤 郁織 (サイトウ イオリ)

Propally株式会社 代表取締役
- 宅地建物取引士
芝浦工業大学卒業後、オープンハウスグループに新卒入社、首都圏を中心に不動産営業に従事。
新卒最年少マネージャー就任、2020年度全国成約数一位を獲得。
在職中、顧客の不動産会社に対する理解度、また業界における物件情報の非対称性に問題意識を持つ。
顧客、業界双方のペインを解消させる為、Propally株式会社を創業。

- 幻冬舎コラム
[連載]初心者必見!業界出身のプロが教える不動産投資業界の裏側

- 代表者公式Xアカウント
齊藤イオリ|不動産投資アプリ

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