「不動産投資を始めたいけど、どこから手をつければいいか分からない」
「1棟目は購入したものの、このまま続けて大丈夫だろうか」
そのような悩みを抱えていないでしょうか。
不動産投資で失敗する人の多くに共通するのは、場当たり的な物件購入を繰り返し、全体的な戦略を持たないことです。一方で、安定した収益を上げ続ける投資家は必ず「ポートフォリオ戦略」を持っています。
本記事では、まだ未購入の初心者の方から、既に運用を始めている経験者まで、幅広い読者の悩みを解決するポートフォリオの考え方を紹介します。
リスクをコントロールし、長期的に安定したキャッシュフローを生み出す「負けない」不動産投資家になるための一歩を踏み出してください。
不動産投資におけるポートフォリオとは?

まずは「ポートフォリオ」という言葉の意味から整理していきましょう。聞いたことはあるけれど、実際にどういうものかよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
ポートフォリオの基本的な意味
ポートフォリオとは、本来「書類入れ」を意味する言葉ですが、投資の世界では「金融商品の組み合わせ」「資産の構成内容」のことです。不動産投資においては、所有する物件の種類やエリアなどの組み合わせを指します。
例えば、「都心のワンルームマンション3戸と、地方の一棟アパート1棟を保有している」という場合、これがその投資家の不動産ポートフォリオです。つまり、1つの物件だけでも、それは「1物件のポートフォリオ」と言えますが、一般的には複数の物件や投資商品を組み合わせた状態を指すことが多いです。
なぜポートフォリオが重要なのか?
不動産投資でポートフォリオが重要な理由は、大きく分けて4つあります。
まずはリスク分散です。特定の物件やエリアへの集中投資を避けることで、空室リスク、家賃下落リスク、災害リスクなどを軽減できます。例えば、1戸だけを所有している場合、その物件が空室になると収入が完全にゼロになってしまいますが、5戸を所有していれば、1戸が空室になっても80%の収入は確保できます。
次に収益の安定化です。値上がり益(キャピタルゲイン)狙いの物件と、安定した家賃収入(インカムゲイン)狙いの物件を組み合わせることで、市況の変動に強い収益構造を築けます。例えば、都心の新築マンションで将来の値上がりを狙いつつ、地方の高利回り物件で安定したキャッシュフローを確保するといった戦略です。
最後に、全体最適の視点が得られることです。ポートフォリオとして考えることで、何か一つの物件を購入したり売却したりする際に、全体への影響を考慮した判断ができるようになります。
ポートフォリオを組む5つのメリット

具体的に、不動産投資でポートフォリオを組むことで得られるメリットを詳しく見ていきましょう。
リスク分散効果
最も分かりやすいメリットが空室リスクの軽減です。単一物件の場合、入居者が退去すると収入が完全にゼロになってしまいます。しかし、複数物件を保有していれば、1戸が空室になっても他の物件からの収入で全体のキャッシュフローを維持できます。
例えば、ワンルームマンション5戸を保有していて、全戸満室時は月額50万円の家賃収入が得られるとしましょう。このうち1戸が空室になっても月40万円の家賃収入(80%維持)となり、2戸空室になっても月額30万円の家賃収入(60%維持)は確保できます。一方、1戸だけの場合は空室になると収入が完全にゼロになってしまいます。
地域リスクの分散も重要な要素です。異なるエリアに物件を分散保有することで、災害による被害を最小限に抑えられます。2011年の東日本大震災の際も、東北地方の物件が被災した投資家の中でも、関西や九州にも物件を保有していた投資家は、全体としての収益への影響も限定的でした。
個別のリスクとその対処法については、以下記事にも詳しく記載しています。
不動産投資はリスクしかない?対策や失敗しないコツ、おすすめサービスを紹介
安定したキャッシュフローの確保
複数の物件から収入を得ることで、1つの収入源に依存するリスクを回避できます。また、物件ごとに入退去のタイミングが異なるため、収入の変動を平準化する効果が見込めるでしょう。
賃貸市場には季節性があります。一般的に、進学・就職・転勤が多い春の時期(2-4月)は需要が高く、夏場は比較的需要が落ち着きます。しかし、複数物件を保有していれば、各物件の入退去時期がバラつくため、季節変動の影響を受けにくくなるのです。
例えば、学生向け物件は春に需要が集中しますが、社会人向け物件は年間を通して比較的安定した需要があります。これらを組み合わせることで、より安定したキャッシュフローを実現できます。
資産価値の安定性
不動産市場は、エリアや物件タイプによって異なる値動きを示します。都心部と郊外、新築と中古、住宅と商業用など、それぞれ異なる市場サイクルを持っています。これらを組み合わせることで、特定の市場セグメントの下落リスクを軽減できるのです。
分散投資により、長期的な資産価値の安定化を図れます。一部の物件で価値が下落しても、他の物件でカバーできる構造を作ることで、全体としての資産価値を守れるのです。市場変動への耐性が強化され、長期的な資産保全が可能になります。
投資機会の拡大
ポートフォリオを意識することで、これまで検討していなかった市場や物件タイプにも目を向けるようになります。結果として、投資機会が拡大し、より良い条件の物件に出会う可能性が高まるでしょう。
再開発が予定されているエリアや、人口流入が期待される新興住宅地など、成長性の高いエリアを戦略的にポートフォリオに組み込むことで、将来的なキャピタルゲインを狙えます。
心理的安定感と投資継続力
単一物件への投資では、その物件に関する全ての出来事が投資家の心理に大きな影響を与えます。空室、修繕、近隣トラブルなど、一つ一つの問題に過度に反応してしまいがちです。しかし、複数物件を保有していれば、1つの物件で問題が発生しても「全体の一部」として冷静に対処できます。
この心理的余裕は、適切な投資判断を下すうえで重要です。1つの物件の問題で一喜一憂しない余裕は、長期投資への継続意欲の向上にもつながります。
感情的になりがちな投資判断を、数値やデータに基づいた客観的な判断に変えられるのも大きなメリットといえるでしょう。「全体のバランスを考えて、次はどのような物件を購入すべきか」という戦略的思考が身につき、冷静な投資判断力を維持できるようになります。
不動産投資全般のメリットを詳しく知りたい人は下の記事も参考にしてみてください。
マンション投資をやるべき8つのメリット!リスクやデメリット、失敗しないコツも解説
【タイプ別】不動産投資ポートフォリオの組み方と具体例

投資家のタイプや目標によって、最適なポートフォリオは大きく異なります。ここでは、代表的な3つのタイプに分けて、具体的なポートフォリオ構成例をご紹介します。
表案:投資家タイプ別ポートフォリオ比較表
投資家タイプ | 特徴 | 投資資金例 | ポートフォリオ構成 | 期待利回り | メリット | デメリット |
安定志向型 | 初心者・公務員 リスク重視 | 4,000万円 | ・中古ワンルーム2戸(3,000万円) 地方高利回り ・戸建て1戸(800万円) ・現金(200万円) | 4-6% | ・低リスクで開始 ・管理が簡単 融資を受けやすい | ・大きなリターン期待薄 ・拡大に時間要 ・インフレ影響 |
バランス型 | 中堅会社員 年収800万円以上 | 6,000万円 | ・都心ワンルーム3戸(4,500万円) ・地方一棟アパート1棟(1,500万円) J-REIT(300万円) ・現金(200万円) | 5-8% | ・安定性と収益性両立 ・適度な分散効果 ・段階的拡大可能 | ・管理負担増加 ・複数融資管理 ・分散の手間 |
積極拡大型 | 専業大家 年収1,500万円以上 | 1.5億円 | ・新築アパート(1億2,000万円) ・海外不動産(2,000万円) 現金(1,000万円) | 7-12% | ・短期間で大資産形成 ・規模の経済効果 ・多様な投資機会 | ・ハイリスク ・高度な専門知識必要 ・流動性低い |
安定志向型:手堅く始めたい初心者・公務員向け
この投資家タイプの特徴は、投資経験が少ない、または投資に対して慎重な姿勢を持っていることです。安定した職業(公務員、大企業会社員など)に就いており、大きなリターンよりもリスクを抑えることを重視します。
投資資金4,000万円の場合のポートフォリオ例を見てみましょう。都心に近い中古ワンルームマンション2戸に3,000万円を投資します。これらは利回り4-5%で、駅徒歩10分以内、築年数5-10年の物件を選ぶのです。
次に、地方都市の高利回り戸建て1戸に800万円を投資。利回り10-15%で、県庁所在地、駅徒歩15分以内、築年数15-20年のリフォーム済み物件が理想的です。残りの200万円は現金として、緊急時の修繕費や空室時の対応資金として確保しておきます。
このポートフォリオのメリットは、比較的低リスクで不動産投資をスタートできることです。管理が比較的簡単で(区分マンションは管理組合があるため)、安定した職業であれば融資も受けやすく、都心物件で資産価値の安定性も期待できます。
一方でデメリットは、大きなキャッシュフローは期待できず、資産規模の拡大には時間がかかる点です。
バランス型:資産拡大を目指す中堅会社員向け
このタイプは、ある程度の投資経験があり、年収800万円以上の会社員が該当します。安定性と収益性のバランスを重視し、10年程度での資産拡大を目指します。
投資資金6,000万円の場合、都心ワンルームマンション3戸に4,500万円を投資。築浅1戸、築古2戸でリスク分散を図り、安定したキャッシュフローの基盤とします。地方一棟アパート1棟に1,500万円を投資し、6戸程度の小規模アパートで利回り12-15%を狙い、キャッシュフローを重視します。
さらに、J-REIT(不動産投資信託)に300万円を投資し、商業用不動産への間接的な投資が可能です。残りの200万円は現金として、緊急資金および次の投資機会への備えとして確保します。
このポートフォリオのメリットは、安定性と収益性のバランスが良いことです。エリアや物件種別の分散でリスク軽減を図り、J-REITで流動性も確保しつつ、段階的な規模拡大が可能になります。
デメリットとしては、エリアや物件種別の分散の手間や、管理する物件数増による負担、複数の融資管理が必要になることが挙げられます。
積極拡大志向型:専業大家や資金力のある投資家向け
このタイプは、不動産投資の専門知識が豊富で、年収1,500万円以上または資産1億円以上を持つ投資家です。短期間での大幅な資産拡大を目指し、リスクを取ってでも高いリターンを追求します。
投資資金1.5億円の場合、新築アパート1棟に1億2,000万円を投資します。10戸規模のアパートで中長期的な安定リターンを狙うのです。海外不動産に2,000万円を投資し、成長市場への投資として為替リスクも含めたリターンを狙います。
現金1,000万円は余剰資金として残しつつ、今後優良物件が出てきた際に使う頭金として、手元に確保しておきます。
このポートフォリオのメリットは、物件の金額が大きいので比較的短期間での資産形成が期待できる点です。
しかし、その分リスクも高くなるので、物件選定の知識を身に付け、手堅い物件を購入することが失敗しないためにも重要です。
【5ステップで実践】失敗しない不動産ポートフォリオの作り方

実際にポートフォリオを構築する具体的な手順を見ていきましょう。以下の5ステップに従って進めることで、失敗リスクを最小限に抑えながら効果的なポートフォリオを作れます。
ステップ1:投資目標とリスク許容度を明確にする
ポートフォリオ構築の出発点は、自分自身の投資目標とリスク許容度を明確にすることです。
投資目標の設定では、具体的で測定可能な目標を設定しましょう。「いつまでに」「いくらの」資産を築きたいのかを明確にします。
例えば、「10年後に1億円の不動産を保有し、月額50万円のキャッシュフローを得る」や「15年後に完全にローンを完済し、月額30万円の家賃収入で早期リタイア」といった具体的な目標です。
投資の目的も明確にする必要があります。老後資金の確保なのか、子供の教育費の準備なのか、早期リタイアの実現なのか、相続対策なのかによって、最適なポートフォリオは変わってきます。
あわせて、リスク許容度の把握も重要です。どの程度の損失までなら許容できるかを明確にしましょう。財務的リスク許容度としては、年収に対する投資額の割合、万が一の際に許容できる損失額、月々の返済負担の上限を決めます。心理的リスク許容度としては、価格変動に対する耐性、空室や修繕などのトラブルへの対応力、長期投資へのコミット力を把握します。
具体例として、年収800万円、30歳、会社員の場合を考えてみましょう。目標は「20年後に月額40万円のキャッシュフローを確保し、60歳でセミリタイア」、リスク許容度は「年収の10倍(8,000万円)までの投資、返済の手出しをする場合は5万円/月まで」といった設定が考えられます。
ステップ2:資産全体のポートフォリオ(アセットアロケーション)を決める
不動産投資だけでなく、全資産の中で不動産にどれくらいの割合を配分するかを決定します。
基本的な考え方としては、現金・預金は生活費の6ヶ月分+緊急資金、株式・投資信託はリスク資産の一部として流動性確保、不動産はインフレヘッジと安定収入源、その他は保険、債券、金などという配分になります。
例えば、30代・年収800万円の場合、現金・預金20%(緊急資金、投資機会への備え)、株式・投資信託30%(成長資産として)、不動産40%(メイン投資として)、その他10%(保険など)という配分です。
上記はあくまで一例にすぎず、収入や資産額、家族構成、そして性格によっても、適切なポートフォリオは異なるので、自分に合った配分を検討することが大切です。また、ライフステージの変化に応じての見直しも必要になります。
ステップ3:不動産投資内でのポートフォリオ戦略を立てる
不動産投資に配分する資金の中で、どのような戦略を取るかを決めます。
エリア分散では、地域リスクを軽減するための分散戦略を考えます。都心と地方の組み合わせでは、都心は資産価値の安定性重視、地方はキャッシュフロー重視とし、自分が欲しいインカムゲインと相談しながら、比率を考えてみましょう。
自分一人で考えるのが難しい人はプロである不動産エージェントに相談するのがおすすめです。
ステップ4:戦略に合った物件を選定・取得する
ポートフォリオ戦略に基づいて、具体的な物件選びを行います。
物件選定の基準として、利回りだけでなく、立地条件、物件の基本性能、収益性の分析を総合的に判断するのが、失敗しないためには重要です。
立地条件では、最寄り駅からの距離と交通利便性、周辺環境(商業施設、学校、病院など)、将来の開発計画や人口動態を確認します。収益性の分析においては、表面利回りだけでなく実質利回りで評価し、空室率や家賃下落リスクの検討、出口戦略(売却時)の想定価格も考慮します。この見積もりが甘いと、想定通りの結果がでないため、プロの不動産エージェントとも相談して、慎重に判断しましょう。
物件選びについては以下の記事でも詳しく解説しています。
マンション投資の物件選び方法を徹底解説|初心者でも優良物件を見極められる完全ガイド
ステップ5:定期的な見直しとリバランスを行う
ポートフォリオは一度作ったら終わりではありません。定期的な見直しとリバランスが必要です。
定期的な評価・見直しとして、年1回の資産評価では各物件の時価評価、家賃収入と経費の実績評価、ポートフォリオ全体の収益性分析を行います。半年ごとのキャッシュフロー分析では、実際の収支と計画の差異分析、空室率や家賃下落の影響評価、修繕費などの臨時支出の把握を行います。
リバランスの判断基準として、ポートフォリオ構成の見直しが必要なタイミングは、当初計画との大幅な乖離(±20%以上)、特定エリアや物件タイプの集中度が高まった場合、市場環境の大幅な変化があった場合などです。
リバランスの方法としては、売却による調整でパフォーマンスの悪い物件の整理、追加購入による調整で不足している分野への投資などがあります。
ライフステージの変化への対応として、結婚・出産による支出増加、転職・収入変化への対応、退職・相続への準備も考慮に入れる必要があるでしょう。市況の変化やライフステージの変化に合わせて、物件の売却や買い替え等を検討することで、最適なポートフォリオを維持できます。
不動産ポートフォリオを組む上での注意点

ポートフォリオを組む際には、陥りがちな失敗パターンがあります。これらを事前に理解し、適切な対策を講じることで、失敗リスクを大幅に軽減できます。
「分散」が目的にならないようにする
分散投資の重要性を理解するあまり、「分散すること自体」が目的になってしまう失敗パターンがあります。よくある失敗例として、利回りの低い質の悪い物件でも「地域分散」を理由に購入してしまったり、「物件数を増やすこと」を優先し、収益性を軽視したり、管理が困難な遠方の物件を「分散」のために購入したりすることがあります。
分散投資の本質は「リスクを下げながらの収益確保」です。質の低い物件を数多く持っていても意味がありません。あくまで優良物件を組み合わせることが重要になります。対策として、各物件が単体でも投資価値があるのを確認し、分散の効果とコストを天秤にかけて判断し、管理可能な範囲での分散にしておくのが大切です。
過度なローンには要注意
不動産投資では融資を活用することが一般的ですが、過度なレバレッジは大きなリスクを伴います。安全な資金計画のポイントとして、年収倍率は年収の10-15倍以内、金利リスク対策として一部を固定金利で借入するなどが挙げられます。
ただし、あくまで一つの目安にすぎません。明確に優良物件であり、かつ資産拡大のリスクをとる段階においては、年収倍率が15倍以上になっても、リスクリターンが合う投資になる場合もあるでしょう。
ケースバイケースになるので、不動産エージェントとも相談をしながら判断するのがおすすめです。
出口戦略(売却)まで考えて購入する
不動産投資では、購入時から売却を考えておくことが重要です。「誰に」「いくらで」売れるのかをシミュレーションしておく必要があります。多くの投資家が購入時には収益性ばかりに注目し、将来の売却については後回しにしてしまいがちですが、これは大きな落とし穴となります。
出口戦略を考える際の重要な要素として、まず物件の将来の資産価値を予測することが必要です。築年数の経過による価値減少、エリアの将来性(人口動態、再開発計画など)、建物の維持管理状況による影響を考慮します。また、売却時期の判断基準として、築年数による収益性低下のタイミング、地域の将来性変化、金利環境の変動、相続対策の必要性なども大切な要素となります。
出口戦略においては、立地の将来性として人口動態や再開発計画にも注目しておきましょう。資産価値の向上が期待できるような物件であれば、どのような出口になっても損はしないので、精神的にも安心して長期運用が続けられます。
信頼できるパートナーを見つける
不動産投資の成功には、信頼できるパートナーの存在が不可欠です。良い不動産エージェントと巡りあえるかどうかが、投資の成否を大きく左右します。優良な不動産エージェントは、顧客に丁寧ヒアリングしてニーズをくみ取り、市場に出回る前の非公開物件を紹介してくれたり、適切な融資先を紹介してくれたり、長期的な投資戦略についてアドバイスしてくれます。
ただし、不動産投資を考えている人の多くが忙しく、優秀な不動産エージェントを見つけ出すのは難しいです。そこでおすすめなのは不動産投資アプリの*プロパリーを利用した待ちの営業です。プロパリーでは、自分の属性などの情報を入力しておくと、エージェント側からオファーが届きます。自分に合うエージェントと話をしてみて、自分の理想の物件を手に入れてみてください。提案された物件を登録すると、アプリ内で購入シミュレーションをすることも可能です。
まとめ:最強のポートフォリオで「負けない」不動産投資を

ここまで、不動産投資におけるポートフォリオ戦略について詳しく解説してきました。不動産投資の成功には、場当たり的な物件購入ではなく、長期的な視点に立ったポートフォリオ戦略が不可欠であるとお分かりいただけたでしょうか。
ポートフォリオを組む最大のメリットは、リスク分散による安定性の向上です。単一物件への投資では避けられない空室リスクや災害リスクも、複数物件への分散投資により大幅に軽減できます。また、異なる特性を持つ物件を組み合わせによって、市場変動に強い収益構造を築き、長期的な資産形成が可能になります。
投資家のタイプによって最適なポートフォリオは異なりますが、共通して重要なのは、自分の投資目標とリスク許容度を明確にし、それに基づいた戦略的な投資を行うことです。安定志向型、バランス型、積極拡大志向型のいずれの場合でも、基本的なリスク管理の原則は変わらないのです。
1番大切なのは、いかに優良物件を手に入れるかで、投資の成功がかかっているといっても過言ではありません。ほとんどの人は本業が忙しく、なかなか物件探しに時間を割くことができないでしょう。
プロパリーを使えば、手間を最小限にして、優良物件にアクセスできる環境が手に入ります。自分の情報を入力して、優秀な不動産エージェントからのオファーが届くのを待ちましょう。
不動産エージェントは厳しい実績審査を経た不動産投資のプロに厳選されています。アプリは無料で利用できるので、ぜひお気軽に利用してみてください。