不動産投資プラットフォームの開発・運営を行うPropally株式会社( https://propally.co.jp/ )(本社:東京都港区、代表:齊藤郁織)は、不動産投資における相談先選びの現状と課題を把握するため、全国の20~59歳の不動産投資家を対象にアンケートを行いました。本調査では、多くの投資家が最初の会社や担当者選びにおいて何らかの「後悔」を抱えている現状と、これから求められる環境づくりのヒントが見えてきました。
調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下のとおりです。
1.初めての不動産投資における会社・担当者選び、58.3%が「後悔している」と回答
2.後悔の理由は「会社の知名度や規模だけで決めた」が22.3%で最多も、複数の要因が僅差で並ぶ
3.パートナー選びは「担当者個人の実績・能力」を重視する層が51.3%、「会社の規模・知名度」を上回る
4.投資家の80.4%が、相談前に「担当者の実績や能力」を事前に知りたいと回答
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(アイブリッジ株式会社「Freeasy」)
対象エリア:日本全国
対象者 :20歳~59歳の不動産投資家(居住用物件を運用中の方)
調査期間 :2026年4月27日
有効回答数:300名
※投資対象の物件種別は、区分マンション・一棟アパート・一棟マンション・戸建てです。
※事前調査は人口構成比に合わせて割付を実施。本調査では、事前調査における該当条件の出現率に基づいて、割付を行っています。
※本リリースの調査結果・グラフにおける割合は四捨五入した値を表示しているため、合計が100%にならない場合があります。
主な調査結果
1.初めての不動産投資における会社・担当者選び、58.3%が「後悔している」と回答
不動産投資において、最初の不動産会社や担当者選びは重要なステップです。すでに投資を始めている人は、当時の自身の選択についてどのように感じているのでしょうか。現在不動産投資を行っている人を対象に、初めて物件を購入した際のパートナー選びに対する後悔の有無を集計しました。

結果を見ると、「非常に後悔している(25.3%)」と「やや後悔している(33.0%)」を合わせて58.3%が後悔していることがわかります。一方で、「あまり後悔していない(24.7%)」と「全く後悔していない(13.3%)」を合わせて38.0%は後悔していないという結果でした。
現在不動産投資を行っている人のうち、半数以上が最初のパートナー選びにおいて何らかの後悔を抱えている現状が見えてきました。高額な取引となる不動産投資において、その第一歩となる会社や担当者を見極めることの難しさがうかがえます。
2.後悔の理由は「会社の知名度や規模だけで決めた」が22.3%で最多も、複数の要因が僅差で並ぶ
では、投資家たちは当時の判断のどこに落とし穴があったと感じているのでしょうか。続いて、最初の会社や担当者選びで後悔している人を対象に、最も後悔を感じている点について質問した結果を見ていきます。

回答を見ると、最も多かった後悔の理由は「会社の知名度や規模だけで決めた(22.3%)」でした。初めて投資物件を購入する際、わかりやすい安心感やブランドを優先して決断し、結果的に後悔につながるケースが目立っています。
一方で、「事前の比較不足(20.6%)」や「担当者の誠実さを見抜けなかったこと(20.6%)」といった理由も同率で続いています。会社の規模や看板だけで判断するのではなく、しっかりと比較検討を行ったうえで、担当者個人の力量や誠実さをいかに見極めるかが、後悔しないパートナー選びの鍵になるといえそうです。
3.パートナー選びは「担当者個人の実績・能力」を重視する層が51.3%、「会社の規模・知名度」を上回る
後悔しないパートナー選びに向けて、実際に投資を行っている人は具体的にどのような基準を持っているのでしょうか。次に、現在不動産投資を行っている人を対象に、パートナー選びにおいて会社と個人のどちらを重視するか質問した結果です。

グラフを見ると、「担当者個人の実績・能力を重視する(20.3%)」と「どちらかといえば重視する(31.0%)」を合わせて、51.3%が担当者個人の実績や能力を重視していることがわかります。一方で、「会社の規模・知名度を重視する(14.3%)」と「どちらかといえば重視する(30.3%)」を合わせて、44.6%が会社の規模や知名度を重視しているという結果となりました。
一般的には企業の規模やブランドが安心感につながりやすいと考えられますが、実際に不動産投資を経験している層においては、担当者個人の実績や能力を重視する声が上回っているようです。不動産投資のパートナー選びにおいて、会社という組織と同等以上に「誰が担当するか」が意識されていることがうかがえます。
4.投資家の80.4%が、相談前に「担当者の実績や能力」を事前に知りたいと回答
投資家たちは、事前に担当者に関する情報を把握したいと考えているのでしょうか。最後に、現在不動産投資を行っている人を対象に、不動産会社へ相談する前に担当者の実績や能力を事前に知りたいと思った経験の有無を質問しました。

回答を見ると、「強く思ったことがある(37.7%)」と「少し思ったことがある(42.7%)」を合わせて、80.4%が担当者の実績や能力を事前に知りたいと思った経験があることがわかります。一方で、「あまり思ったことはない(12.3%)」と「全く思ったことはない(4.3%)」を合わせた割合は16.6%にとどまりました。
全体の8割以上という非常に多くの投資家が、相談前の段階で担当者の実績・能力に関する情報を求めている実態が明らかになりました。実際に面談へ進む前に担当者個人の力量を把握し、そのうえでパートナー選びを進めたいという、投資家側の強いニーズが見えてきます。
【参考データ】初めての物件購入における後悔の有無別にみる、担当者の情報把握ニーズ
次のグラフは、担当者の情報を事前に知りたいという意向を、初めての物件購入における後悔の有無別に集計した結果です。

「後悔している」層において、担当者の情報を事前に知りたい割合は92.6%に上りました。最初のパートナー選びで後悔を経験している人ほど、あらかじめ担当者の実力を確認しておきたいという意識がより強く働いているようです。
まとめ:鍵は「担当者の力量」、安心できる開かれた環境づくりへ
本調査を通じて、不動産投資のパートナー選びにおいて、企業の規模や知名度による安心感に加えて、「担当者個人の力量」を重視する投資家の姿勢が見えてきました。これまでの経験から、会社という組織への信頼を前提としつつも、実際に自分をサポートしてくれるのがどのような人物なのかをしっかりと見極めようとする傾向がうかがえます。
こうした投資家の思いに応えるためには、これからの不動産業界において、担当者の情報を事前にわかりやすく提示していくことが重要になりそうです。投資家が納得したうえで安心して相談に進めるような、開かれた環境づくりが求められていくのではないでしょうか。


