【成人男性の個人資産調査】理論派シニアの約3割が「1000万円以上」と回答!性格特性と資産形成の関係性を分析

性格特性と個人資産額 相関関係を調査

不動産投資プラットフォームの開発・運営を行うPropally株式会社( https://propally.co.jp/ )(本社:東京都港区、代表:齊藤郁織)は、個人の性格特性が長期的な資産形成にどのような影響をもたらすのかを明らかにするため、全国の成人男性2,430名を対象に調査を実施しました。本調査では、年齢の推移や性格特性の違いによって、個人資産の分布や1000万円への到達率に異なる傾向が表れることがわかりました。

目次

調査サマリー

今回の調査結果に関する概要は以下のとおりです。

1.成人男性で「資産1000万円以上」と回答したのは19.2%
2.資産1000万円以上の到達率は「理論重視」が優勢、5000万円超は「直感重視」が多い傾
3.20代は「直感重視」が上回る一方、60代以上は「理論重視」の30.7%が資産1000万円に到達

調査の実施概要

調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(Knowns 消費者リサーチ)
対象エリア:日本全国
対象者  :20歳以上の男性
調査期間 :2025年4月1日~2026年3月31日
有効回答数:2,429名

※シナジーマーケティング株式会社が提供する価値観モデル「Societas(ソシエタス)」のフレームワークを活用し、回答者の価値観や特性を分類しています。
※本調査の分析における「直感重視」タイプに該当する人は440名、「理論重視」タイプに該当する人は387名です。
※本調査では、人口構成比に合わせてウェイトバック集計した数値を四捨五入して使用しています。

主な調査結果

1.成人男性で「資産1000万円以上」と回答したのは19.2%

はじめに、今回の調査対象である成人男性全体の資産状況について見ていきます。次のグラフは、20歳以上の男性を対象として、個人資産額について質問した結果です。

成人男性の個人資産額分布

個人資産額として最も多かったのは「100万円未満」で29.8%でした。次いで「100~300万円」が21.8%、「300~500万円」と「500~1000万円」がそれぞれ14.6%となっています。一方で、「1000~3000万円(12.7%)」「3000~5000万円(3.4%)」「5000万円以上(3.1%)」を合わせた「1000万円以上」の合計は19.2%でした。

全体の約3人に1人が「100万円未満」となっており、多くが資産形成の途上にあるといえそうです。しかしその一方で、約5人に1人が1000万円以上の資産を保有しており、資産形成における土台を築いている層が一定規模で存在していることがうかがえます。

【参考データ】年代別の個人資産構成比の推移

個人資産額は、キャリアを重ねるにつれてどのように変化していくのでしょうか。各年代における個人資産の構成比を集計した結果を紹介します。

成人男性の個人資産額分布(年代別)

個人資産「100万円未満」の層は年代が上がっても一定数残り続けており、60代以上でも24.5%を占めています。その一方で、「1000万円以上」を保有する層も60代以上では23.6%に達しており、年齢とともに割合を伸ばしている様子がうかがえます。

2.資産1000万円以上の到達率は「理論重視」が優勢、5000万円超は「直感重視」が多い傾向

こうした資産形成には、個人の性格特性がどのように関わっているのでしょうか。続いて、考えるよりまず行動する「直感重視」タイプ、物事を丁寧に考える「理論重視」タイプに該当する人を抽出して、それぞれの個人資産の構成比を比較した結果です。なお、各タイプの定義は以下のとおりです。

  • 直感重視: 思いたったが吉日で、好奇心の赴くまま考えるより先に行動するタイプ。失敗することも多いが、経験は豊富。
  • 理論重視: どんなことに対しても注意深く物事を考え、ミスをしないよう慎重に物事を進めることができるタイプ。
成人男性の個人資産額分布(性格特性別)

性格特性別に資産状況を比較すると、まず資産1000万円以上の到達率では「理論重視(22.2%)」「直感重視(15.8%)」を上回る結果となりました。一方で、個人資産5000万円以上の層に目を向けると、「直感重視」が4.8%となり、「理論重視」の2.4%を上回っています。

慎重な「理論重視」は着実に資産を積み上げる傾向が見られる一方で、行動力のある「直感重視」は資産額にばらつきが出やすいものの、大きな資産を築く人も多いことがうかがえます。性格による行動スタイルの違いが、資産分布にも表れているといえそうです。

3.20代は「直感重視」が上回る一方、60代以上は「理論重視」の30.7%が資産1000万円に到達

性格特性による資産分布の違いが見えてきましたが、この傾向は年齢を重ねるごとにどのように変化していくのでしょうか。最後に、年代別の「個人資産1000万円以上」の到達率を、性格タイプごとに比較した結果です。

成人男性の個人資産1000万円到達率の年代別推移(性格特性別)

年代別の推移を見ると、20代では「直感重視(9.8%)」「理論重視(2.5%)」を上回っています。その後、40代で「理論重視」の到達率に一時的な落ち込み(17.8%)が見られるものの、全体としては年齢とともに着実に上昇し、60代以上では30.7%に達しています。同年代の「直感重視」は13.4%となっており、シニア層に向けて割合が逆転するという結果です。

20代の若年層では「直感重視」が「理論重視」よりも一定の資産を築いている割合が高い一方で、長期的な視点で見ると「理論重視」が年齢とともに割合を伸ばし、最終的に両者の割合が逆転する様子がうかがえます。生涯を通じた資産形成の推移において、年齢によって優位となる性格のタイプが入れ替わるという、興味深い結果となりました。

まとめ:着実な資産形成と「慎重なアプローチ」の関連性

本調査からは、直感的な行動力よりもミスを避けて慎重に物事を進めるプロセスが、生涯を通じた着実な資産形成において優位に働く可能性が見えてきました。一時の感覚に頼る判断は結果の振れ幅を大きくし、年齢とともに広がる資産の個人差を生む要因になり得ると考えられます。

安定した資産形成の土台を築き、さらにその先の運用へと進んでいくためには、個人が冷静な判断をするための環境づくりが求められます。誰もがプレッシャーに急かされることなく、客観的な情報に基づいて納得いくまで検討できる仕組みを提供していくことが、これからの資産形成をサポートするうえでの鍵といえそうです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

齊藤 郁織のアバター 齊藤 郁織 (サイトウ イオリ)

Propally株式会社 代表取締役
- 宅地建物取引士
芝浦工業大学卒業後、オープンハウスグループに新卒入社、首都圏を中心に不動産営業に従事。
新卒最年少マネージャー就任、2020年度全国成約数一位を獲得。
在職中、顧客の不動産会社に対する理解度、また業界における物件情報の非対称性に問題意識を持つ。
顧客、業界双方のペインを解消させる為、Propally株式会社を創業。

- 幻冬舎コラム
[連載]初心者必見!業界出身のプロが教える不動産投資業界の裏側

- 代表者公式Xアカウント
齊藤イオリ|不動産投資アプリ

目次